先日のコショウの一件の数日後、晩餐会が開かれることとなった。
海事の下っ端の自分などは、寄り付いただけで殴り殺されそうだが、ヴィットーリアとアルヴィーゼの付き人ということで、参加することが出来た。
この混乱した時期の晩餐会の真の目的は、ヴェネツィアのインド航路への参入宣言と、他国の大商人達の協力を促すためのものであった。
しかし、既に新航路を開拓したポルトガルに対抗するには困難な状況であり、条件の悪いヴェネツィアへ協力を申し出る商人などいるわけもない。
虚飾の宴の中、ビタパランとヴィットーリアはある人物と再開する。
こやつの名はジュリアン。
ブログには登場していないが、ナポリの遺跡(おぞましい記憶が・・・)にて、到着時遺跡発掘をしていた若造である。ヴィットーリアが酔っ払いに絡まれていた時、ジュリアンが助け舟を出し、その後二人は見事な踊りを披露したそうな・・・
さしづめ、自分はカボチャの馬車を引くピエロといったところかTT
ジュリアンはヴェネツィアはしばらく身を置くにあたり、財宝探索家として、ヴィットーリアと契約したいと持ちかける。そこでヴィットーリアは正式な出資の条件として、古代の詩文を頼りに、伝説のカルタゴの遺跡を見つけてくるよう依頼する。
こうして、ジュリアンは監視役のハルーンをつれ、ヴェネツィアを後にした。
数日後、ハルーンが1人で帰航。なんでも、チュニスで遺跡を発見したらしく、一人で報告に来たそうだ。ヴィットーリアに報告すると、ぜひ現地に行きたいと言い出す。嫌な予感が・・・
こうして、チュニス郊外にある遺跡へヴィットーリアを送ることとなった。
チュニス郊外に差し掛かったとき、ハルーンが遺跡への地図をどこかで落としたと言い出す。
つまり自力で遺跡を探せということだ。ここにきて大問題が発生する。
冒険の名声は皆無に等しいからなorz
どなたか冒険者の方、助けてください。